印鑑の歴史を検証する

日常例えば宅配便や現金書留などの受け取りに際して捺印したり、100円ショップのレジ近くにズラリと並んでいる風景を何となく目にしていたりろ、印鑑は特にその存在を意識する機会こそ少ないながらも、私達の日常生活に欠かせないアイテムとしてさまざまな場面で活躍しています。そんな印鑑ですが、果たして遡る事何時頃からこの世に登場し、今日に至るまでどのような目的用途で用いられ、どんな働きを担い続けて来たのでしょうか。

中学高校の歴史の授業のを辿ってみれば、紀元前もしくは起源何世紀、どこどこで王様の印鑑が発掘といった事を、テスト対策に暗記した記憶が蘇る事かと思います。あるいは年代物の絵巻物や書画などの隅に捺印された印鑑の真偽を、専門の鑑定士が判断しているテレビ番組など、誰もがご覧になった記憶をお持ちでしょう。

更に昨今では高額取引に際し、あるいは重要な書類などへの捺印など、印鑑はその時代時代を通じ、所有者で捺印した人物を特定証明する役割を担い続けているのです。冒頭で述べた受け取りに際しての認め印を捺印する事で「確かに私が受け取りました」との公的な証明回答となりますし、契約書などへの捺印もまた「確かに私自身が責任を持って承知しています」との意思を公的に証明する重要な役割を果たす事となり、だからこそ安易に捺印してはならないリスクを誰もが声を大にして説いているのです。

昨今でこそ各所で「印鑑不要」の傾向が見られ、銀行の通帳や履歴書の氏名記載欄から押印箇所が省略されていますが、今後も印鑑がその役割を一切失ってしまう事は無いと断言出来るでしょう。